歩もう歩こう

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台風15号の後の かずさオートキャンプ場 に行ってきた

2019年9月猛威を振るった台風15号の被災地となってしまった千葉県。
まだまだ、ご不便な生活を送られている方もいらっしゃると思います。
被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。


月曜日に台風がさっても千葉県の停電のニュースがテレビから流れていました。お気に入りのキャンプ場、かずさオートキャンプ場(千葉県君津市の久留里にあるキャンプ場)にも電話が通じないので、心配になって台風が去った水曜日に、お見舞いに行ってきました。

http://www.kazusa-autocamp.com

アクアラインを渡っていつも通り高速道路で向かいましたが、高速道路は特に問題はありませんでしたが、一般道にでると状況は一変。信号機の点灯がなかったり、信号の向きが変わってしまったり。今は復旧をしていると思うのですが、台風が去って2日後ですから、まだ爪痕が残っている感じ。

途中のセブンイレブンに立ち寄りましたが、ここは電気が通ってるので開店はしていたけど、飲料と食べ物はほぼなし。お菓子類もほとんどない。

3.11で経験した時のように必要だから買ったのか、心配からくる買い占めなのかわからないけど、物流が止まっているのは確かなんでしょうね。ガソリンスタンドも大行列。営業できているだけ良いのかもしれない。

そんな被害を感じながら、キャンプ場に到着。

場内は、自慢の自噴井戸からも水が溢れ出て、電気もきてる。よかった〜。

管理人さんやスタッフの方達は、心配されたお客様からの電話応対とかキャンプ場内の被害のあった木や落ちた葉っぱの片付けに大忙し。心配し過ぎた?

実はそうでもなくて、お話を伺うと自宅のほうはニュースでも報道されているように、屋根に被害があったり、電気や水道のライフラインは絶たれているそうで、自宅で食事を作ったりはできない状態でした。

電話は、災害に強そうなDocomoと、なんとかなりそうなauがダメで、失礼ながらまさかのSoftbankがかろうじて使えるというちょっと普段みない電波状況。

テレビは山間部にありがちなアンテナによる受信は難しいので、J-COMでケーブルテレビらしいんですが、これが通じてない。なので、テレビをつかった情報伝達は全くできていないと言うことがわかりました。給水所とかブルーシートの配布、赤ちゃん用のミルクの配布とかそういう情報は、防災無線をずーっときいているか、車にのって公共の場所に出向いていって聞いてくるとかそういう感じ。ちょっと無理がある。

あと、水も給水車で配っているんですが、1人4Lだけ。容器は自分で持って行く。これも現地にいって初めてわかる。水をもらうのに、ガソリン使って車でいって、4Lもらってくる。2Lのペットボトル2本分。飲む分で精一杯ですね。ご飯炊いたり、調理をするなんてのに使う量ではないですね。1日の生活に4Lの水って結構厳しい。やっぱり日頃から備蓄しておかないとダメなんだと改めて思いました。ミネラルウォーターとスポーツドリンク、おにぎりなどお持ちしました。喜んでもらえてよかったです。被災して疲れているときって、食べるもの、作るのも億劫になりますからね。

今日キャンプ場のホームページを見ると、こんな掲載がされていました。
これから秋になってキャンプにいい季節がくるから、ほんとよかったなぁ。

 

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