今年最初の入渓はキンダン川
去年はすっかりお休みしてしまった沢登りですが、やっぱり沢がすきということで、3月も終わる週末に房総のキンダン川に行ってきました。
キンダン川って何?禁断?近暖?金談?なんだかわかりません。ネットで調べても山行の記録は多々あるけど由来について書いてるものは見つけられず、だれか名前の由来をご存じないですか?
禁断な恋に身を投げたとか、そんなセンチな名前じゃないですよね・・・。
さて、この日は所属山岳会のはじめての沢登りという企画山行に参加。沢登りって、やってみたいけど、どんなものなのか、危険度とか楽しみとか寒いの?滝は?とかそもそも装備、服装とか何がいるの?ってわかんないことが多いから、こういう企画があるのはとってもいいですね。
自分のはじめての沢登りは、神奈川県山岳連盟の沢教室にお世話になりました。
1回のつもりが何度もでちゃって、めっちゃ楽しかったです。いまは山岳会で沢登りを少しずつ学びながら経験を積んでいこうと思ってます。
話がそれました。
キンダン川へは、木更津で集合して車で向かいます。
ナビには白岩館というお宿のを目的地として設定。これは今回のリーダの事前下調べのおかげです。
札郷トンネル南側出口側に駐車スペースを見つけて、装備つけて入渓ポイントまで下りていきます。ここは滝もないし、崩落個所などもないので、装備といっても沢靴を履くくらい。念のためお助けロープやカラビナなどの装備は持ちますが、最後まで使うところはありません。でも、途中深いところなどもあるので、すぐに取り出せるようにはしておきます。
入渓直後です。水は少なめですが、ワクワクしますね。
だいぶ山深くなってきますが、傾斜が緩いので、せせらぎを歩く。
すこし水が溜まってますが、きれいな模様とその影が芸術的でした。
ちょっとだけ滝っぽいですが、ガシガシ、ジャブジャブ歩いていきます。
ところどころキンダン川に支流が入ってきます。この辺りもじっくり攻めてみたいですね。
詰めのちょっと手前にある地層。長い年月だと思うのですが、ずいぶんと性質の異なるものが積み重なって、繰り返し層をなしてますね。なんていう岩なんでしょうね。
というわけで、はじめての沢登りは終了です。どうだったかなぁ。また行きたい!って思ってもらえたかなぁ。若い人の沢人口はへってベテランが多い気もするので、こんなアドベンチャー感満載の沢へ遊びに来てほしいなぁと思います。
今回は、普通のスニーカーで参加してもらいましたので、途中苔のついた岩では歩きづらかったかも知れませんが、そういう経験も必要で、沢靴になってもフェルトのフリクションをちゃんと使って歩くことの意識が大事。あと、落石もあるからやっぱりヘルメットはかならず必要。
個人的にはネットなんかで有名なハイパーVなんかを試すのにはいいところだなぁと思いました。
某登山教室の講師の方は、この靴でアプローチも沢もこなしているそうです。当然滝を登攀するような滝でも。