歩もう歩こう

山のことメインで、たまに他のこと

登山教室岩コース実技#1

所属している山岳会の登山教室岩コースの第1回目の実技講習に参加。あまり天気のすぐれない日でしたが、参加者全員出席。飯能駅から30分ほど歩いて、天覧山のあずまやがある場所に移動。ロープワークや諸注意をあずまやの軒下で指導を受ける。これから半年間しっかり学んで、岩登りの基礎を習得したいと思う。

 全体としては1回目ということもありオリエンに近い感じ。既に知っていることも確認し事故が無いようにしたい。

参加メモ

2019/06/23
場所                 天覧山西武池袋線飯能駅から徒歩30分程度)
主任講師&講師  2名
受講者                10名
天気                    曇りのち雨

 

全体の流れ

1.概要

登山教室参加及び岩登りを行うにあたって心掛けること

・マナー
岩登りの実施場所は、ほとんどが私有地を利用させていただいている。
地権者や地元の方の場所を利用させていただいている。
挨拶やごみ神木へのビレイ、騒音など近隣への配慮や大人としてのマナー厳守。
これらのことが守れず、閉鎖された場所もある。
・安全管理
安全管理は自己責任である。
岩場は、上からの落石や装備の落下がある。到着したらすぐにヘルメットを着用する。
セルフビレイもすぐとる。(取れるように準備しておく)
休憩時や待機時は常に岩側に背を向けず、落下物の対応ができるように集中する。
落下物による責任は、上のにいる落下者ではなく、待機者側にある。
岩登りをしていることを家族に知らせておく。ケガや事故についても、当人の自己責任である理解を得ておくこと。

2.装備について

・共同装備
共同装備#1
 50mロープx1本、120cmスリングx2、60cmx2、
 環付カラビナx4(赤x2、シルバーx2)、ロープシート(傘布)、
 アイテムリスト、マニュアル類
共同装備#2
 50mロープx1本、120cmスリングx1、60cmx2、
 環付カラビナx3(オレンジx3)、ロープシート(長方形)、
 アイテムリスト、マニュアル類
・共同装備の扱い
 共同装備の持参は、名簿順に交代していく。
 実技当日の当番は、現地到着後係の点検を受ける。
 実技後チェックリストを用いてアイテムがすべて揃っていることを確認し次の当番へ渡す。
 帰宅後、装備の劣化対策を講じる。陰干しやタオルなどでの乾拭きなど。亀の子たわしの穴に通すのも有効。
個人装備
 記名をすること。
 ビレイデバイス:今後マルチやセカンドビレイをすることを考慮しBDのATCガイド かペツルのルベルソを選択する。
 スリング:ナイロンは熱に強い、ダイニーマは細くて軽いが、熱に弱い

装備の強度
 装備にはものにより、22KNというような強度のタグが付いている。
 2200kgの静加重に耐えられる品質。落下やすれ、外的要因によるので、ロープやスリングは岩の角や結ぶことで強度劣化をする。なるべく結んだりしないほうが強度を保てる。
・その他
 ロープは絶対に踏まない。
 足ふき雑巾(シューズについた泥を岩につけないため)
 ロープシート(ロープに石やごみがつくことの劣化防止のため)

3.ロープワーク

・エイトノット(フィギアエイト・フォロースルー)
 いろんなやり方があるが、最初の八の字を作ったときに、ループの上から下にでる先端が右側から出ていく形。
 止め結びは、ダブルフィッシャーマンズノットではなく、オーバーハンドノットがいい。
 末端は止め結びのあと10cm程度残す。
 ハーネスに結び付ける場合、ハーネスのタイインループに通す。
 ビレイループと同じくらいの大きさの輪にし、上のループとの遊びが大きくならないようにする。
クローブヒッチ
 ロープやスリングで2つの輪を合わせて作る
 カラビナの右ゲート、左ゲートに対し、右手、左手の4パターンでかける。
 立木などに、ロープで巻いて結びつけ、止め結びをする。横木、縦木の両方で行う。
・ムンターヒッチ
 ロープに作ったループにカラビナをかけて、ロープでムンターヒッチを行う
 カラビナの左右ゲート、左右の手の4パターン。

・プルージック、ブリッジプルージック

どちらもローブスリングを使ったフリクションヒッチ

ブリッジの方が、荷重がかかった後も解きやすい。

4.岩場での実技

トップロープで登る
 フィギアエイト・フォロースローでロープをハーネスに結ぶ。
 ビレイヤーとの相互確認
 自分のロープの結び、ハーネスの装着状態
 ビレイヤーのビレイ機のロープの向き、環付カラビナのロック状態
 ビレイヤーとコールの確認。
  (はじめに)お願いします、
  (到達したら)貼ってください or テンション。
  (ビレイやーからの応答後)おろしてください
  (ビレイやーからの応答後)ロープに体重をかけて降りる。ロープはつかまない。
  降りた後、ビレイヤーに挨拶をしてロープを解除。
  登り方の動作について
  かかとをあげずに地面に水平に足を置いていくことを心掛ける。かかとを上げると滑る。

トップロープのビレイをする。
  セルフビレイをとる。
  ビレイループにビレイデバイスHMS型環付カラビナで装着する。ゲートは利き手の反対側。
  ビレイデバイスの利き手側の穴ににロープを通す。
  長めに入れるとカラビナからビレイデバイスが落ちないでセットできる。
  セットしたら、カラビナをロックする。

 クライマーとの相互確認。
  自分のカラビナのロック状態、ハーネスの装着状態
  クライマーのエイトノットの装着状態
 クライマーとのコール確認
  (はじめに)お願いします、
  (クライマーからのテンションコール後)体重をかけてテンションをかける。腰を落とすのが有効。
  (テンションがかけられたら)はりました or テンション OK
  (クライマーからのおろしてくださいコール)おろします。
  降りた後、クライマーに挨拶をしてロープ、セルフビレイを解除
 ビレイの中の動作について
  ビレイの方法は複数方法がある。クライミングの本を参照し復習、繰り返し練習をする。
  つねにビレイデバイスの下側のロープを左右の手のどちらかがつかんでいること。
  ビレイのスピードはクライマーの進む速さに依存し、合わせる。
  手の捌きに目を移さずに、突然のフォールに対応できるように常にクライマーの動きに集中する。
  万が一、クライマーがフォールした場合は、腰を落として全体重をかける。
  ロープは伸びるため、墜落の場所よりも下まで落ちる。
  絶対に地面に落とさないこと。

 

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